トンネル
やっと前が向けるようにまでになった。
人生で何度か経験した闇
何もする氣にならない。やりたいことはとても大きなことなのに。
SNSもHPも、どうしても何かを発信するような氣になれなくて、発信する元氣もなくて、どうにかなるとも思えなくて。
しばらく休んでいました。
あるひとに支えられて。
滋賀の湖西の八屋戸にきてから9年が経つ2023年の今。
お米づくりも断念せざるを得ないと思うほど、力が(ほんの少しの力すら)湧いてこない。
いま田んぼにお米が実っているのは、どうしてもお米づくりをぼくに諦めさせない何かがあったから。それはとても大きな何か
自分ではわからない。
ぼくという
そのときその時の「やりたい」だけで、何の努力も計画性もなくやってきた事で”楽しい”を味わい、周りがよく見えていず・・
そして。そこ(”楽しい”)から転落した。
田んぼのお米作りも、にわかに始めたカフェ(お店)も、村の人から貸してもらっている畑も、好きだと思ってた女性のことも、叔父と家族だと思いこんでいた関係もすべて。
自分の思っていたキレイな所から一瞬のうちに崩れ落ちて、自分はひとり暗いトンネルの中に放り込まれた。
けれど、ようやくこの闇が何なのかを掴んでいる。
”家族”と呼べる人。
それは誰
ここにきてはじめて、
愛とはなにかに氣が付きはじめている。
田んぼには、今年もお米が稔っている。
稲刈りをいつはじめようかと考えるぼくがいる。
命の大切さを思う。
時間の経過の速さを知る。
”楽しかった”のはつい一年前の話・・
お米が作れるとウキウキしていたのはつい3年半前の事。
闇に落ちたのは2月、ちょうど六つ月まえ
長かった暗いトンネル
今整理したいことが山ほどある。
闇はまたやってくるのかも知れない。
それはもう、どうでもいい。
今また、作りたいコトがある。
それは八屋戸ではないのかもしれない・・