こよみ暦
暦(こよみ)
暦は生活の基本である。
「暦」
こよみを識ることは、その土地の人々の生活のリズムや感受性や、大げさにいえば宇宙観まで読み取る手がかりとなる。
1000年も前から、この国で使われている暦
そのことは二十四節氣もしくは二十四節季
と呼ばれる、
春分
清明
穀雨
立夏
小満
芒種
夏至
小暑
大暑
立秋
処暑
白露
秋分
寒露
霜降
立冬
小雪
大雪
冬至
小寒
大寒
立春
雨水
啓蟄
これら廿四の
期を何となく感じることからはじまる。
どうして一年は巡る??
昔、人は
四季の移りや月の運行(満ち欠け)をこよみとしていた。
暦から受け取る。
冬至が何を示していて、そこにどんな情報が含まれているのかを理解しようすれば、
太陰暦(月の満ち欠けを一周期とする)と呼ばれる暦の凄さというか
これが「こよみ」かあ!、と感動し、おのずとその大切さ、尊さを理解される(自分の体の中に流れている暦が思い出される)だろう。
この国の、太陰暦の
その巡り(一年)の考え方はとてもシンプル。
まず、
一年に13つの満ち欠けをする月、
一年という時間を丸い輪にして見たとき、ぐるっと一周回って地球が元の場に戻ってくるような、
全体の時間を1とすると、4つに分けた四季をとらえられる事も見えてくる。
地球暦(ちきゅうれき)という暦は
今から15年前に開知という人の手によって作られた。
ぼくはこの暦に4年前に出会う。