わたしに基をつくる/森林学校/CAMP(カンプ)
山にもどる
「山にもどる。」
自分自身を自然に還らせて、「私とは何か」を考えることだと思う。
これは、地球に生きる「命」の在り方。
これから、ここにかけるお金もチャリティ(寄付などによる慈善活動)で活動を続ける。
ここ、守山の集落には「山もどり」というよりあいが年に何度かある。
ぼくは、山の地主が参加するこの集まりに一度だけ参加させてもらったことがある。
「天照大神」とかかれた掛け軸に、會に来たものから皆一礼してはじまるこの集まりは、これからの村の財産(山や田んぼ)をどうしていくか、という話し合いの場となっていた。
この山もどりこそ、
どうしてこの身(この命)は、いまこの瞬間この場所に生きているのか。を意識する時間のように思う。
この命をつかって、
わたしが何をする、のまえに、
しぜんと一体となって生きているわたし(この命)に感謝してみること。
そういう時間をもつ場だと思う。
精神が元のところに(生まれたときの心の様に)なることを「山もどり」というような氣がする。
やまもどりの精神にあれば、人は自分以外のなにものかを憎むその言動や、傷つける行為をしなくなる。
我以外の何かのためにこの命をつかう。
この命を生きる事に集中して、山に生えている草花や木々の命と同化した意識。
自然と共に、自然と一体となる命を終える生として、
今日この命があることを、心から楽しみ、側にいる人と一緒に考えながら、
共にこの時代に必要といえる食や暮らし方について見直そう。
自然とよりそう暮らし發信キチ HACHIYADO339✳︎ 代表 熊至朗
CAMPの運営は、CAMPに参加する方々の慈善活動にて支えられています。又、集まった金銭や物資については比良山系の山の自然を保全するための活動に使われます。